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教室のこと Self-Reflection ⑥ ★ Part 2 ── 子育て編 Annluke

自分を振り返る ⑥
子育て編② ──小学4年生の、分岐点

★ Part 2 ── 子育て編 ②
自分を振り返る ⑥
── 小学4年生の、しずかな分岐点
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前回の 第5話 では ──
まったく違う性格の 姉妹のピアノ生活のお話を書きました。

第6話の今回は ──
小学4年生で訪れた、分岐点
お話です。

■ 先回りしすぎた、親。

今振り返ると ──
私は とても 先回りしがちな親でした。

娘たち二人とも、
小学1年生から 中学受験用の進学塾に通わせていました。

■ 本格化する、小4の壁。

中学受験の塾は、
小学4年生から一気に忙しくなります。

長女が小学3年生の冬。
塾は2月から新学年が始まるため、
私は長女と話をしました。

■ 長女との、対話。

── ママ 4年生になると、塾が忙しくなると思う。
お勉強とピアノ、両立は難しいかもしれないから ──
どちらかにしようか?

当時の長女は、
とても マイペースで のんびりした子

言われたことを ゆっくり、80%程度 こなすタイプでした。

長女 ── うーん……
…… しばらく 考え込んで ……
長女 ── ピアノもなぁ…
でも お勉強は もっと なぁ……
…… 長い 沈黙のあとに ……
長女 ── ピアノ…にしようか…な…?!

■ 親の、本音。

── 正直なところ 私も ピアノの方がいいと思っていました。
塾の成績が、思うように伸びていなかったからです。

「お勉強が苦手なら、
音楽で 心を豊かにするのもいいかも」

今思えば ──
少し乱暴な考え方だったと思います。

■ 今だから、思うこと。

小学3年生なんて ──
これからいくらでも 変わっていく時期。

可能性は、いつだって 無限大

── あの頃の私に、言えるなら
親が 未来を、
決めつけなくていい。
そう、伝えたいです。

■ 長女の、選択。

こうして長女は、
進学塾を辞めて

ピアノのレッスンを増やし、
音楽に向き合う道を 選びました。

■ 次女の、場合。

一方で、次女は ──

同じ小学3年生でも、
塾の成績が比較的安定していました。

── ママ 塾、どう?
次女 ── 楽しい。
わからないこと ない。

いつも、そう答えていました。

■ またしても、"親の決断"。

その言葉を そのまま受け取り ──
私はこう、決めました。

ピアノは ほどほどにして、
このまま 塾を続けよう

これもまた ──
私が 勝手に
決めたことでした。

■ 見えていなかった、もの。

実は次女は ──
とても感性が豊かな子で、

コンクールでも、
良い結果をいただいていました。

── でも、私は そこを 見ていなかった。

■ その後に、起きたこと。

しかし ──
小学4年生以降、
次女の成績は、急降下していきます。

★ 成績の イメージ
小3 小4初 小4後 小5 小6
── そっと、下がっていった。

結果として ──
お世辞にも華々しいとは言えない 中学受験となり、

本人にとっても、家族にとっても ──
苦しさの残る時間と なってしまいました。

そして ──
その過程で 生まれてしまった
負の部分も ありました。

今振り返ると、
あの時の選択がすべてではないにしても ──

別の道もあったのではないか」
そんな思いが、今も残ります。

■ 後になって 知った、本音。

そして 後年 ──
次女から言われた言葉が、ありました。

── 次女の声
私、もっと
ピアノ 続けたかったのに。
ママに やめさせられた
思ってた。
── 大きくなった、次女

その言葉を聞いた時 ──
胸が ぎゅっと なりました。

そうだったの…?

ちゃんと気持ちを 聞いてあげられなかったことを、
心から 謝りました。

でも ──
時間は、戻りません。

■ 親として、思うこと。

子どものためを思ってした 選択でも ──
それが本当に、
その子の望んでいたこととは 限らない。

子どもの人生は、
親のものでは ない。 ── 当たり前のことだけれど、実際にそれを守るのは、とても難しい。

■ 今、教室で 大切にしていること。

この経験があるからこそ ──

私は今、
生徒さん 一人ひとりの気持ちに、
しっかり 耳を傾けることを 大切にしています。

■ ここまでが、子育て編 ②。

次回は ──
それぞれの道を 進み始めた 二人の
中学生時代のお話です。

── 次回 ⑦ に つづきます。 違う道を歩き始めた、姉妹のその後。

聞こえていたはずの声を、
きちんと 聞けていただろうか。

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