今年の PTNAピアノコンペティションも、
本選まで すべて終了しました。
- 予選を 通過できた生徒さん。
- 残念ながら、あと一歩届かなかった生徒さん。
- 本選 優秀賞をいただきながら、全国大会まであと一歩及ばず、悔し涙を流した生徒さん。
結果はそれぞれでしたが ──
■ 初めてのコンペ、初めての「真剣勝負」
今年、初めてコンペに挑戦した生徒さんもいました。
普段のレッスンとは少し違う、
コンクールに向けたレッスン。
一つの音、一つのフレーズを 何度も何度も繰り返し ──
「もっと こうしてみよう」
「今の音と、さっきの音、どちらがいい?」
「ここは どういう音で 弾きたい?」
いつもよりずっと 細かく、深く、
音楽を掘り下げていきます。
初めて経験する、いわば 「真剣勝負」のレッスン。
時には、いつもと違う雰囲気や内容に
戸惑っている様子も 見られました。
■ コンクールは "三人四脚"
そんな時に 大切にしているのが ──
保護者の方との連携です。
お母様と メッセージで様子を伝え合いながら、
「今、どんな気持ちかな」
「少し頑張らせても 大丈夫かな」
「ここは 一度力を抜いた方がいいかな」
と、生徒さんの 心の状態にも配慮しながら 進めていきます。
コンクールは、先生と生徒だけで
頑張るものではありません。
ご家庭で支えてくださる保護者の方も 含めて ──
"三人四脚"
だと思っています。
■ 「来年はもう やめようかな……」
初めて挑戦した その生徒さん。
一生懸命 頑張りましたが、
期待していた結果には 届きませんでした。
そして、ぽつり。
そう言いました。
悔しかったのでしょう。
そこで 私は 伝えました。
「でも、この一年でチャレンジした成果は
すごく大きいよ。
一年前の音と 今の音、
全然違うよ。
それは、コンペを頑張ったからだよ♪」
これは 慰めではなく、
本当にそう思ったからです。
結果だけを見れば ──
○か×か、賞をいただけたか、次へ進めたか。
とても わかりやすい世界です。
身につけたものは、
結果だけでは 測れません。
■ コンペに挑戦したから、得られたもの
- 一つの曲と 何か月も向き合うこと。
- 自分の音を よく聴くこと。
- できないことから逃げずに、何度も繰り返すこと。
- そして、人前に たった一人で出て行き、自分の演奏をすること。
コンペに挑戦しなければ ──
ここまで 一曲を深く掘り下げることは、
なかったかもしれません。
結果以上に、
その過程で得たものが、
確実に その子の中に 残っています。
そして 何より、
これは、とても大きな成長です。
■ そして 後日……
お母様から メッセージをいただきました。
と言っています」
もちろん、本当に来年出場するかどうかは、
またその時に考えれば いいのです。
でも ──
と思えたことが、
嬉しい。
一度 悔しい思いをして、
それでも また挑戦してみようと思える。
もう一つの 成長だと 思います。
■ 結果だけではない、コンクール
私は、コンクールは
全員が必ず参加しなければならないものだとは
思っていません。
向き不向きもありますし、
参加する時期も、その子によって違います。
でも、
という気持ちが 芽生えた時には ──
その経験を 大切にしたいと 思っています。
- 賞をいただけた喜び。
- あと一歩 届かなかった 悔しさ。
- 思うような結果にならなかった 悲しさ。
きっと 次の音に つながっていきます。
そして 毎日の練習を支えてくださった
ご家族の みなさま。
本当に お疲れさまでした。
素敵な音を たくさん聴かせてくれて、
ありがとう!
またここから、それぞれの "次の一歩" を
一緒に 歩んでいきましょう♪
たくさんの素晴らしい演奏を聴くことができます。
毎年 楽しみにしている この時期 ──
皆さんも ぜひ 応援してください!