先日、
とても嬉しいことがありました。
■ 大手音楽教室で3年、それから。
ある女の子は、
大手音楽教室で3年習ったあと、
アンルークへいらしてくれました。
移籍して、ちょうど1年が経ちます。
前に使っていた楽譜を見せてもらうと、
以前の先生の書き込みで、
▶細かいところまで、びっしり丁寧に
書き込まれていました。
■ ある日の、何気ない会話。
その楽譜を眺めながら、
こんなやり取りがありました。
— Annluke とってもたくさん
教えていただいていたんだね!
— 生徒さん うん。
すっごく細かいところまで。
でも、ずっとピアノをやめたかった。
— Annluke どうして?
— 生徒さん だって先生、ピクリとも笑わないし、
レッスンに笑いなんて一つもないし、
優しくないし、全然楽しくなかった。
──やっぱり、そうなのか。
実は、我が家の娘たちも、
同じようなことを言っていたことがあります。
■ 子どもの"先生評価基準"。
子どもにとって、
先生への評価基準は、
とてもシンプルです。
▶「優しいか、優しくないか」
▶「面白いか、面白くないか」
ピアノの内容は、正直、二の次。
大人になれば、また違うのでしょう。
でも、子どものうちは、
まずそこなのだと思います。
■ 大事なことより、楽しいこと。
もちろん、大事なことを教えるのは、
先生の大切な役目です。
でも、それ以上に ──
▶楽しくなくては、だめ。
「楽しい」には、
いろいろな種類があります。
その中でも、
声を出して笑える楽しさは、
まっすぐ「幸せ」に直結すると思うのです。
だから私は、
レッスンでまずは一緒に笑いたいと思っています。
■ そして、その子が言ってくれた言葉。
話を戻すと ──
その女の子は、
移籍して1年経ったある日、
こう話してくれました。
すっごく楽しいよ。
辞めたいと思ってたけど、
辞めなくてよかった!」
笑顔で、
まっすぐ目を見て、
そう言ってくれました。
▶最高のご褒美を、
もらってしまいました。
涙が出そうで、
こらえるのに精一杯でした(T_T)
この子が、この教室を見つけてくれたこと。
そして、辞めずに続けてくれたこと。
そのことに、私のほうが、
心から「ありがとう」を伝えたい気持ちでした。